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【大人からのピアノ】ラフマニノフ 前奏曲 作品3-2 「鐘」練習記録 その0(ほぼ序文) ^^;

アラフォーから独学で数年練習するも、なかなか上達せず一念発起。2016年夏から先生について習っている、大人から始めた趣味のピアノの練習記録です。 とりあえず上手ではありませんが、独学期間も長かったので、ピアノを始めたいけどなかなか踏み出せない大人の方や、大人の独習者の方に、ちょっとした勇気やヒントになれればと思い、書いていくことにしました。^^ 今回から、数記事に分けて、現状おおむね通しで弾けるようになってきた(まだ相当間違えます ^^;)ラフマニノフ 前奏曲 作品3-2 「鐘」のことを書きますが、私のピアノライフについて、これまであまり遍歴などを書いてこなかったので、今回は、ざっくりと私のピアノ史を振り返ってみます。 https://www.instagram.com/p/Bvboixjl2md/ ↑20190324撮影の練習風景 ^^;   4段譜となるラスト部分、音数多い和音の連発でなかなか暗譜できず、ドレシドラシソとかつぶやきながら弾いてて、我ながら相当キモいです ^^; 前奏曲「鐘」、上動画部分も含む最後の17小節は、↓写真のように片手2段づつの4段譜となり、譜読みに大苦戦、跳躍と音数多い和音、声部の弾き分けなど、技術的にも今の私にはなかなかの難しさでしたが、頑張って練習を続け、少しづつですが弾けるようになっていきました。   私自身は、子供の頃から先生についてピアノを習ったことはありませんでした。姉がピアノを習っていて、家にピアノはありました。姉も早くにピアノを辞めてしまい、誰にも弾かれない「家具としてのピアノ」になっていました。^^; 一方、私は中学生の頃からクラシック音楽を聴くのがとても好きになり、せっかくピアノもあることだし、と思い、中学2年頃から全音のピアノピースをいくつか買って、受験勉強の息抜きで見よう見まねでピアノを独学譜読みから練習し始めました。 一番最初は、姉のバイエルの巻末に載っていたド定番「エリーゼのために」からで、それ以降は、中〜高校生の間「つねに背伸び選曲スタイル ^^;」。「弾けるのか?」ということよりは、「この曲を弾きたいな」という弾きたい度ベースで、ベートーヴェン「月光ソナタ第一楽章」、シューベルト「即興曲 作品90-2」、ベートーヴェン「悲愴ソナタ第三楽章」、ドビュッシー「雨の庭」などをちまちま練習していました。今から思えば全く弾けてませんでしたが、当時の私にとっては、ちょっとずつでも、「できなかったことができるようになること」自体がいいストレス発散になっていました。 ↑高校生の時から独学で使っていた悲愴ソナタの楽譜。当初から相当ボロボロでしたが、1997年〜のレッスンで「使い倒し」ました。書き込み(書き込まれ)過ぎだろ!な感じですね ^^; 大学進学以降の約20年間は、全くピアノ演奏からは離れていました。が、40才手前にして、今度は、忙しすぎる仕事の気晴らしにピアノでも弾いてみようかなと思い始め、とりあえず続けられるか分からないので、さほど高価ではない電子ピアノを買って、また独学で練習を再開しました。 今度の独学では「一曲を通して弾けるようになりたい」意欲もあり、自分なりに一生懸命練習するも、これがまた信じられないくらいの脳の錆つき具合で全然弾けないんですね。^^; 脳と指が完全に断線状態で、頭で思っているように指が連動してくれません。   「このままでは何もまともに弾けないまま一生終わってしまう」と思い、意を決して先生について習うことにしました。46才の夏のある日でした。中年のアセりですね(気づくのが遅すぎ) ^^; というわけで、40代後半から習い始めたピアノなので、メキメキと目に見えて上達していくようなレベルではないのですが、一生続けられる奥深い趣味だと思い、私なりに頑張って日々練習を重ねています。コツコツと習慣的に小さな努力を続けるトレーニングにもなりますよね。 https://www.instagram.com/p/BXiLpmBAhmA/ ↑は20170808撮影 独学で練習していたときは、まったく通して弾ききれなかったベートーヴェン ピアノソナタ第8番 悲愴 第3楽章。先生に習い始めて、最初に指導していただいた思い出深い曲です。先生に分かりやすく適切なアドバイスをいただき、通して弾けるようになりました。まだまだ上手に弾けてませんが 、習い始める前と比べれば相当な進化です。^^; まずは仕事をしながら学び続けられるように、高崎の乙庭SHOPから通いやすい範囲内に絞ってピアノ教室をリサーチし、現在も習っている先生に巡り合うことができました。 初回の体験レッスンで、当時練習していた「悲愴ソナタ」とドビュッシー「月の光」を先生に聴いていただいたところ、それなりには大丈夫だったみたいで、私からは特に申し出なかったのに、レッスンも「常に背伸び選曲スタイル」で、曲を仕上げていく形式となりました。正直、バイエルなど基礎の基礎から全部やり直しするのかなと思っていたので、私スタイルに柔軟に(かつ我慢強く^^;)対応してくださった先生に感謝感謝です。 https://www.instagram.com/p/BXropWygWyC/ ↑は20170808撮影 習い始めて1年、初めての発表会に向けて練習していたベートーヴェン ピアノソナタ第17番 テンペスト 第3楽章。下手な演奏でお恥ずかしい限りですが、かつて憧れだったこの楽章を通して弾けるようになっただけでもとても嬉しかったです。   そんなこんなで、2016年夏から2019年6月現在までで、子供時代にピアノを習っていない独学上がりの私でも下記の楽曲をレッスンで手がけることができました(完成度は全く別として ^^;)。 ベートーヴェン ピアノソナタ第8番 悲愴(全楽章 終了) ベートーヴェン ピアノソナタ第17番 テンペスト(1、3楽章終了、2楽章譜読み中) ドビュッシー ベルガマスク組曲(全4曲 終了 復習してないのでもう弾けないかも ^^;) ショパン ノクターン 作品72-1 バッハ=ケンプ編曲 コラール前奏曲BWV639、BWV699 ドビュッシー 版画(「雨の庭」終了して「塔」を練習中、2020前半で全3曲終了目標) ラフマニノフ 前奏曲 鐘 (概ね仕上げ段階) プロコフィエフ 束の間の幻影(現代曲入門として練習開始、全20曲中3曲目) バッハ 平均律クラヴィーア曲集 第1巻ハ短調 (練習中)   先生について習いはじめてから、独学の頃から比べれば曲を仕上げられる進度も仕上がり具合も格段に向上ました(それでも一曲仕上げるのにまだ結構な期間かかりますが  ^^;)。 ドビュッシーなど、譜読み自体が難解だったり、独特の弾き方をする作品もあるので、先生から教えや助言をいただけることは本当にありがたいですね。もし、全くの独習者で上達を急ぎたい方は、やはり先生についてレッスンを受ける方が、練習のヒントが得られてかなりの近道になるかと思います。 とはいえ、なりたい自分の方向性と先生のレッスン方針が合わない可能性は大いにありえるので、何人かの先生の体験レッスンを受けて、自分に合った先生を選ぶとよいと思います。 https://www.instagram.com/p/BnS2loJgkSC/ ↑は20180904撮影 発表会に向けて練習していたベートーヴェン ピアノソナタ第17番 テンペスト 第1楽章。フルバージョンは↓リンクで観れます。下手な演奏でお恥ずかしい限りですが、習い始めて2年での成果です  ^^;) https://www.instagram.com/tv/BnS-3pUANkN/?igshid=1h4p3cvlshffc あれ?図らずもとっても前段が長くなってしまいました ^^;   ここでちょっと一息、今日のBGMを。今回の本題であるラフマニノフ 前奏曲「鐘」の、私が一番参考に聴いている ニコライ・ルガンスキーさん盤です。 amazon(アマゾン) 楽天ブックス Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング)   「鐘」を練習するにあたり、改めて作曲者ラフマニノフ自身による演奏盤やその他の演奏家の盤もいくつか聴き比べましたが、自分で練習することも含めて聴いてみると、私個人としてはこのルガンスキー盤が、お手本としても最も模範的、かつ録音も演奏も素晴らしく、一枚を選ぶならこの盤かなと思っています。 ルガンスキーさんのまさに真骨頂というか、一台のピアノとは思えないくらいの音の広がりもあって「ロシアピアニズム」の繊細で豊かな響きを強く感じますし、かつ、演奏家独自の揺らしや味付けも塩梅よく、とてもハイクオリティな一枚。「鐘」も、有名な「前奏曲 作品23-5」も、決して名人芸的に速くなりすぎず、じっくりと重厚にメリハリつけて聴かせる演奏ですごく素敵です。楽曲の構成が鮮明に描き出されていて、とても勉強になります。   ピアノレッスンの話に戻ります。 ^^ 2019年からは、私のピアノレッスンにも新展開があり、今まで習っていた先生に加え、お花も教えていただいている ピアニストの笠原智廣先生にもレッスンしていただけることになり、なんだか一気にピアノライフが加速してきました。 というか、過去曲の復習も含め両先生に数曲ずつ指導してもらっているので、同時並行で手がけている楽曲が増え、今のところかなりタイヘンでもあるのですが、いろんな楽曲に触れ、量をこなすことで、音楽への理解、表現の幅が広がりそうで、練習していて楽しみや発見も多いです。 現在、並行して練習中の曲が6曲となり、なかなかアレなんですが(中年の脳キャパ的にはいっぱいいっぱい) 、まぁ、身体も頭も環境に適応してくると思うので、進化を楽しみつつ頑張るのみです ^^ 笠原先生の初回レッスンで、「じゃあ、新レパートリーを広げていきましょうか」という話になり、「今まで手がけたことのない作曲家でラフマニノフとかどうですか?」とオススメいただき、先生とも相談して、この「前奏曲 作品3-2 鐘」を手がけることとなりました。 とても難しそうな曲という印象があったので、身が引き締まる思いでしたが、いつかは弾けるようになりたい曲のひとつだったので、とてもうれしくもありました。笠原先生も基本、「常に背伸び選曲スタイル」を自然に受け入れてくださり、そこもうれしかったです。

【web連載】 「ACID NATURE 乙庭Style」新着記事!さりげないけど個性的! 原種系バラの魅力とは(その2 品種紹介編)

植物や庭から広がる心豊かな暮らしを提案するステキなweb情報サイト「gardenstory」にて月2・3本のペースで書かせていただいているACID NATURE 乙庭の連載記事、「ACID NATURE 乙庭Style」の最新記事が公開されました。 今回の記事はこちら↓ ^^ さりげないけど個性的! 原種系バラのオススメ8品種【乙庭Styleの植物14】 前回から2回に分けて、ガーデニング素材としても多様で個性的な美観を庭に提供してくれる、原種や原種の雰囲気を色濃く漂わせる品種のバラ(以下、原種系バラ)をご紹介しています。第1回は概要編に続き、今回は乙庭オススメの原種系バラの品種紹介編となります。 シリーズ記事となりますので、ぜひ前回記事と併せてお読みくださいませ^^ さりげないけど個性的! 原種系バラの魅力とは【乙庭Styleの植物13】 写真上)ロサ オメイエンシス プテラカンサ Rosa omeiensis f. pteracantha(syn. Rosa sericea f. pteracantha) 原種バラといっても幅広く、モッコウバラ Rosa banksiae やナニワイバラRosa laevigata など、すでにバラ好き・ガーデニング好きの方々に広く受け入れられている種もありますよね。 ですが、本記事では、そういったよく知られたものではなく、あえて「あまり知られていないけど、個性的だったり独特の美しさのある種」にフォーカスを絞ってセレクトしています。 たぶん、よく知られた植物の効果的な使い方や基本的な管理法などを書けば、普通にアクセス数が稼げる記事になると思うのですが、それは「読者の皆さんのために私にしかできないこと」ではないと思うので、やはり乙庭らしい提案をしていきたいと思うからです。 写真上)ロサ・ロクスブルギィ ‘オーレオマルギナツス’ Rosa roxburghii ‘Aureo-marginatus’ 園芸を趣味にしていると、未知だった植物をなにかのきっかけで知ることで、自身の園芸世界観がパッと広がったような経験をしたことがある方も多いと思います。実際、私もたくさんそういう経験を積み重ねて今に至っています。 今回の原種系バラも、かなりマイノリティ寄りのニッチな記事だとは思うのですが、マニアの方向けというよりは、より多くの園芸好きの皆さんに向けて書いています。どんなことでも「知ること」で人生はなにかしら変わると思うので。 庭づくりの新しい気づきやヒントになれればと思い、あえてウケ狙いはせずに、私独自の視点で記事を書かせていただきました。   ここでちょっと息抜き。この記事を書きながらかけているBGMをご紹介 ^^ 今日はラフマニノフの室内楽曲。常に気鋭の巨匠ヴァイオリニスト ギドン・クレーメル と 超若手の才気溢れるピアニスト ダニール・トリフォノフ のラフマニノフ「祈り〜悲しみの三重奏曲」です。1曲目の「祈り」は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、甘美な第2楽章のクライスラーによる室内楽編曲版です。 ラフマニノフ: 祈り~悲しみのトリオ(PREGHIERA RACHMANINOV:

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Atsuo Ohta