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【お稽古事】華道教室、今週のレッスン記録 2020年1月14日

2019年4月から私と乙庭副代表の松島ともども師範への道を歩み始めた、草月流生け花のレッスン記録です。^^ 2020年最初のレッスン。^^  気分も新たに教室に向かいました。 今回の花材の中で特徴的だったのは、ひときわ異彩を放つ、石化ヤナギ Salix udensis (syn. Salix sachalinensis)  ‘Sekka’ の異形な枝。なぜか「太田さんっぽい素材ね」と皆さんに言われつつ ^^; 、自由花2作品、教科書の型生けを1作の合計3作品を生けました。 余談ですが、石化ヤナギは、日本〜シベリアにかけての地域原産種 オノエヤナギ(尾上柳)の成長点が帯化(綴化あるいは石化)した品種です。 https://www.instagram.com/p/B7Xu7jMFe5E/ ↑は20200114のレッスンでの私の自由花2作です。型生けは私の方針として掲載いたしません。秘すれば花なり、ですね。 今回の花材は、石化ヤナギ以外だけが大きくそして変わった素材で、他がスターチスやスイートピー、キンセンカなど、よく知られていて大きくはない素材でした。そのため、石化ヤナギだけが浮いてしまいやすく比較的全体のバランスが取るのがやや難しかったですね。 逆をいえば、このバランスの悪さが今回の花材の特徴ともいえるので、そのアンバランスさを活かして、ランランラン♬という春ではなく、仄暗い夢想を孕んだ春を生けることにしました。^^ まず1作目は、与えられた花材を全て盛り込んだ大きな作品。二口ある花器を使い石化ヤナギを背景に配置して、暗い海を航る帆船のようなシルエットで生けました。溢れかえるように乗り込んだ花も少しザワつき不穏な雰囲気。スイートピーのコーラルピンクを前に飛び出させ、スターチスの紫色と対比させてコントラストと前後の大きさも出しています。 この作品はなかなかよくできたなと思ったのですが、ヤナギの挿し位置を少しだけ変えた方がよりよいね、ということで、満点ならず。 2作目は、石化ヤナギをギスギスした化け物の触手のように見立て、脳のようにキュッとまとめて生けた花の中から邪悪な魔手が伸びているように演出した作品。生けながらの念頭には、ウィリアム・ブレイク(William Blake、1757-1827)におけるドラゴンのような魔性のイメージがありました。 石化ヤナギを大胆に前に倒して出すことで異様な遠近感を強調しています。平和な春というよりは、春と「それ以外の何か」があることで、その差分から「春」を感じさせる作品です。ドラマティックでなかなか面白い作品になったと思います。この不穏な感じが先生に好評価で100点いただきました。^^   ここで今日の音楽。この記事を書きながら聞いているBGMをば。 そういえば今年2020年は、ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven  1770 - 1827年)生誕250年イヤーなんですよね。今回のお花のテーマは「春」ということもあり、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調 『春』 op.24と、そして第9番イ長調 『クロイツェル』op.47を、イツァーク・パールマン(Vn)さん、ヴラディーミル・アシュケナージ (Pf)による歴史的名盤にて。 amazon(アマゾン) 楽天ブックス Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング) セブンネットショッピング   パールマン、アシュケナージ共に現代における最高峰の演奏家ですが、1973年録音の本盤では、お二人の若さとエネルギーも相俟って本当にベートーヴェンらしい「生きる意志の強さ」が伝わってきます。ライブではなくて録音なのに、泣けてきてしまうくらいの崇高な情熱がヒシヒシと伝わってくる感動的な名演!ジャケの雰囲気も「ベートーヴェン」を感じますね。   では、お花の話に戻ります。 同レッスンでの、副代表 松島の作品がこちら↓ ^^ https://www.instagram.com/p/B7YC4pkAk49/ 生けた順番でいうと2枚目が1作目、1枚目が2作目です。 1作目は黒いシックなガラス器にたっぷりと花材を盛り込んだ作品。2作目は対照的に白い四角柱の陶製花器に生けました。 1作目はガラス器のフォーマルな雰囲気を活かしてバランスよく「春」を生けつつ、ぴょーんと飛び出した石化ヤナギと対旋律的なスイートピーで、右肩上がりのシルエットを作っています。 2作目は、石化ヤナギの古木的な枝の流れをキーに、他の花材も用いてその流れ方向性を強調可視化した作品。素材の個性を読んで、花が生きたいように生ける意図が好評価され、こちらの作品で先生から100点をいただきました。^^   「生の虚無感を通過した危機に、私の内部に無限の生の火を 点してくれたのはベートーヴェンの音楽であった。」 (ロマン・ロラン Romain Rolland  作家 1866 - 1944)   今日の一冊 ベートーヴェンの生涯 (岩波文庫)  ロマン・ロラン

【大人からのピアノ】2019年に手がけた楽曲 振り返り^^

2016年夏から先生について習っている、大人から始めた趣味のピアノの練習記録です。 2018年末から、お花の師匠でもあるピアニストの笠原智廣先生のピアノアカデミーにも入門しました。笠原先生のレッスンでは、同時並行で数曲練習していくスタイルで、2019年は、それまでと比較して、たくさんの楽曲を手がけることとなりました。^^ 私の基礎力不足で、全く完成度高くは仕上がりませんでしたが、まずは1年目、多くの楽曲のふれるという意味では、私なりにかなり頑張れたかなと思います。 備忘録まで、2019年に手がけた楽曲をば。 参考までに私の使用楽譜も掲載しておきますね。   ・ベートーヴェン ピアノソナタ第17番op.31-2 「テンペスト」第1・3楽章(修了)第2楽章(譜読み中) amazon(アマゾン) 楽天ブックス Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング)   2017、2018年の発表会で、第3、第1楽章を弾きましたが、長い眼で見て自身のレパートリーにしたく、引き続き練習しています。 まことにお粗末な演奏で本当に恐縮なのですが、2018年9月時点での私の演奏はこちらです。^^; https://www.instagram.com/p/B7U7rt0lpy2/   ・ベートーヴェン ピアノソナタ第8番 op.13「悲愴」第1楽章(おさらい) amazon(アマゾン) 楽天ブックス Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング)   「悲愴」ソナタもレパートリーにしたく、笠原先生に入門する前にも全楽章取り組みました。2019年は私的にはまだまだ弾けていない第1楽章を笠原先生に見てもらいおさらいしました。   ・バッハ 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 ハ短調 BWV 847 (前奏曲・フーガ) (激苦戦修了 ^^;) amazon(アマゾン) 楽天ブックス   amazon(アマゾン) 楽天ブックス Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング)   「これまで弾いたことのない作曲家にチャレンジしてみましょう。バッハはどうですか?」とのことで、単純な憧れで無謀にも選んでしまった平均律(やらせてくれた先生の寛大さにも感謝 ^^)。今の私の能力ではたいへん難しく、バッハの奥深さを痛感させられました。めっちゃ頑張ってなんとかオマケ合格になりましたが、かなりボロボロでした。^^; 引き続き、腰を据えて取り組んでいきたいと思います。楽譜は、ヘンレのアンドラージュ ・シフ運指付き原典版と、市田儀一郎先生による詳細解説付きの全音版の2冊を併用。   ・ドビュッシー 版画 「塔」、「雨の庭」(仕上げ段階) 「グラナダの夕べ」(譜読み中) amazon(アマゾン) 楽天ブックス   amazon(アマゾン) 楽天ブックス Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング) セブンネットショッピング   amazon(アマゾン) 楽天ブックス Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング) セブンネットショッピング   2019年に手がけたメイン楽曲がこのドビュッシー「版画」でした。これも私の実力を越えた上級者向け楽曲ですが、46歳からピアノを習い始めて以来「50歳の時には『版画』を練習している自分でありたい」と願ってきた、憧れかつ大好きな曲集なので、頑張って取り組みました! 2020年3月に開催される門下生発表会では第1曲「塔」、第3曲「雨の庭」を弾く予定です。秋に行われる、もともと習っている先生の発表会では第2曲「グラナダの夕べ」が弾けたらいいなぁ、と思っています。 楽譜は、初版元であるデュラン社の新版をメインに、中井正子先生によるデュランを底本にした実用解釈版を併用。楽曲理解のための参考書として中井正子先生による「ドビュッシーピアノ作品演奏ハンドブック」の読み込みました。 まことにお粗末な演奏で本当に恐縮なのですが、2019年末時点での私の演奏はこちらです。^^; https://www.instagram.com/p/B6s6ef9F21X/ https://www.instagram.com/p/B6sdwFWF9Sx/   ・ラフマニノフ 前奏曲 op.3-2 嬰ハ短調 「鐘」(修了) amazon(アマゾン)   バッハと並んで、笠原先生に習い始めるに当たり「初めて弾く作曲家にチャレンジしてみましょう」ということでご提案いただいたのが、この前奏曲op.3-2 「鐘」。2019年の前半はこの曲をメインで練習していました。終始続く分厚い和音の譜読みと左右の手の親指が上下交替する運指に慣れるのに苦労しましたが、頑張った甲斐あり、なんとか合格いただきました。自身のレパートリーにしていきたい曲なので、引き続きおさらいしていきたいと思っています。   ・プロコフィエフ 「束の間の幻影」より第1~3、10、17番(修了)引き続き練習中 amazon(アマゾン) 楽天ブックス Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング) セブンネットショッピング   「エチュードの代わりとして、小曲集から多くの曲をこなしていきましょう」ということで、笠原先生にご提案いただいた数冊の中から選んだ一冊。各曲1〜2ページ程度の短い曲なのですが、どの曲も「プロコフィエフ」な独特の雰囲気が盛り込まれていて、とても大人っぽくお気に入りの曲集です。 今日、この記事を書きながら聴いているBGMもこの「束の間の幻影」。近年お気に入りで動向を注目しているピアニスト アンナ・ゴーラリ(Anna Gourari)さん演奏によるECM NEW SERIES版です。 amazon(アマゾン) 楽天ブックス Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング)   ・スクリャービン 「3つの小品」op.2 第2番「前奏曲」(修了)、第1・3番(練習中) amazon(アマゾン) 楽天ブックス Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング) セブンネットショッピング   前述のプロコフィエフ「束の間の幻影」を並んで「スクリャービンの前奏曲も取り組みやすいですよ」とのことで、いろいろ聴いて見た中から、前奏曲と同程度の規模感の小品3曲からなる、作品2を選びました。第2曲「前奏曲」は修了。現在第1曲「練習曲」と第3曲「マズルカ風即興曲」を練習中です。スクリャービンの創作時期としてもごく初期(15~17歳)、ショパンの影響が強く見られるといわれる頃の作品。とはいえ、すでにショパンの模倣に止まらず、独自の雰囲気を漂わせています。とても10代の若者の作品とは思えない、とても大人っぽく素敵な小品集です。   ・スカルラッティ ソナタ ハ短調 K.11 / L.352(練習中) amazon(アマゾン) 楽天ブックス Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング)   バッハの平均律に続いてのバロックもの。「次はスカルラッティの取り組みやすそうなのをひとつやってみましょう」ということで、ご提案いただきました。2019年末現在、「版画」「スクリャービンop.2」と並行してこの曲を練習中です。   ・マルチェロ/バッハ編 オーボエ協奏曲ニ短調より第2楽章 BWV 974-2

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Atsuo Ohta