
植物や庭から広がる心豊かな暮らしを提案するステキなweb情報サイト「gardenstory」にて2018年8月から月2・3本のペースで書かせていただいているACID NATURE 乙庭の連載記事、「ACID NATURE 乙庭Style」の2019年最初の記事が公開されました。
今回は、乙庭でも、アガベやオージープランツなどデザイン性の高いオーナメンタル素材とあえて組み合わせて、新しい観賞価値の再発見を提案している、和風樹木の技ありカラーリーフ品種をご紹介しています。
花や緑の少ない冬の季節にも彩りを提供してくれて、重宝する素材ですよね。
(上写真)トロピカル風味の植栽にも違和感なく似合うヒメタイサンボク ‘マッティ・メイ・スミス’ Magnolia virginiana var. australis ‘Mattie Mae Smith’
本記事では、乙庭なりの攻めの切り口で、ジャノメマツや赤葉ツツジ、クチナシ‘黄金の華’など、乙庭でも植栽に好んで使う、「見方を変えればかなり新感覚」な品種を取り上げています。
詳しくはこちらの記事をお読みくださいませ ^^
乙庭Styleの植物6 「冬庭でも活躍する技アリ素材、和を感じるカラーリーフ常緑樹 10選」
なんとなく、園芸の世界では「イマ風」と「伝統的」、「和風」と「洋風」みたいな線引きがいまだ根強くあるように思うんですね。植物それ自体は、出身地などは違えど、自分のことを「イマ風」とか「和風」とか思ってないでしょうね。
そういうカテゴライズしたモノの見方自体、人間が後付けしたただの意味付けであり、それが植栽の発想や創造の過程において見えない壁になってはいないでしょうか。
(上写真)メキシコ原産のレアなオーナメンタルプランツ ダシリリオン・ウィーレリー Dasylirion wheeleri と赤葉ツツジを組み合わせた植栽例。
みんなが暗黙の了解にしている「カテゴリー」の壁をいったん取っ払って、自分目線で「カッコいい」と思えるように、そしてその場所の環境に合うように植栽を組み立ててあげることで、その人らしく、その人にしかできないオリジナルの植栽空間を生み出すことができると思っています。
人マネして安心な人生よりも、ちょっとリスキーだったり勇気が必要だったとしても、自分らしくありつづける人生の方がエキサイティングで悔いが残らないですよね。
(上写真) Suppose design office 設計によるスタイリッシュな住宅の植栽に象徴的に組み込んだ斑入りのキョウチクトウ。先端的デザインの建築と昭和的なる植物。イメージのギャップ大きく組み合わせることで、双方の存在感が際立て合っているでしょう。
「 自分の内なるものも外なるものも、見ているものを変える必要はない。
ただ見方を変えればいいのだ。」
(タデウス・ゴラス 作家 1924 – 1997)
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