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【日々是乙日記】原美術館 加藤泉 「LIKE A ROLLING SNOWBALL」展 ^^

池袋コミュニティカレッジで開催される、講演会「Piet Oudolf から広がる21世紀のナチュラリスティックガーデン」に参加するため、店舗を臨時休業させていただき、副代表の松島と東京へ。^^

講演会は午後なので、午前中は品川の原美術館で開催されている、加藤泉さん「 LIKE A ROLLING SNOWBALL」展 を鑑賞しました。^^

東京の原美術館と分館のハラミュージアムアークで同時開催されている大規模個展です。作家秘蔵の未発表作から代表作を含む加藤さんの初期から最新作まで、絵画・木彫・近年のソフビ製(新感覚!)作品など、網羅的かつ圧倒的点数の作品が、東京・群馬の2つの会場で、それぞれの会場のロケーションに合わせて展示されています。

 

【展覧会情報】

加藤泉 – LIKE A ROLLING SNOWBALL

会期:ハラ ミュージアム アーク 2019年7月13日[⼟] – 2020 年 1 ⽉ 13 ⽇[⽉・祝]
原美術館 2019 年 8 ⽉ 10 ⽇[⼟]- 2020 年 1 ⽉ 13 ⽇[⽉・祝]

原美術館は実業家原邦造の邸宅として1938年に建てられた、建築家 渡辺仁設計による洋風邸宅を再生した現代アート専門の美術館です。

品川駅からの徒歩10分弱くらいでしょうか、駅からの距離感もちょっとしたお散歩気分。街路樹のイチョウが黄葉まっ盛りで晩秋〜初冬の気配を楽しめました。

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#休日の過ごし方🤗✨ #池袋コミュニティカレッジ で開催される#吉谷桂子 さんの講演会に参加することもあり、東京へ。😊✨ 午前中は#haramuseum で開催されている#加藤泉 #likearollingsnowball 展を鑑賞✨ #haramuseumarc との2館で同時開催されている展覧会をこれでコンプリートです。 ひさびさの品川 #原美術館 ♬ 紅葉が出迎えてくれました🍁 洋館の佇まいや巨木のある落ち着いた庭の雰囲気も堪能しました。😊✨ 土俗的で宇宙人👽ぽさも感じさせてくれる加藤さんの世界観、これだけまとまった点数で拝見できる機会はそうそうないですし、群馬と東京の2館展示を全て見ることができて満悦です。館内の#cafedart でランチでいただいた小柱のサフランリゾットも美味でした!😊✨ ・ #美術鑑賞 #izumikato #美術館 #現代アート #現代美術館 #アート鑑賞 #アート好きな人と繋がりたい #アート好き #アート好きと繋がりたい

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上インスタ投稿3枚目の動画で見られるように、原美術館、洋館の佇まいを感じさせる建築も瀟洒な雰囲気満点です。

タイサンボクの巨木などが茂る前庭もまさに「風格」の域。当日は、エントランスのモミジも鮮やかに紅葉していて、入館する前から気分上がりました!

「LIKE A ROLLING SNOWBALL」展は、群馬県渋川市のハラ ミュージアム アークとの同時開催されており、両会場で押印することで完成するスタンプチケットがあるんですね。

(写真:20190910 ハラミュージアムアークに撮影)

上写真のようなチケットで、チケット右上の顔の部分が白抜きなのが素の状態。そこにハラミュージアムアークでは青、品川の原美術館では黄色のスタンプを押して絵が完成します。

私どもは、9月にハラ ミュージアム アークの展示を拝見しており、今回、品川でもスタンプ押して、めでたくスタンプラリーをコンプリートしました。^^)v

 

ここでひと息、今日のBGM。この記事を書きながら聞いている音楽をご紹介します。児玉桃さん演奏 によるラヴェル、武満徹、メシアンの作品を収録したアルバム「鐘の谷(La Vallee Des Cloches)」です。

 

【収録曲】
ラヴェル:「鏡」(全5曲)
武満徹:「雨の樹素描」
メシアン:「ニワムシクイ」
ラヴェル「鏡」(1904)から、オリヴィエ・メシアン(1908-92)の演奏時間30分以上に及ぶ大曲「ニワムシクイ」(1970)への間に、メシアンに大きな影響を受けた武満徹の「雨の樹素描」(1982)がはさまれた構成。20世紀初頭〜20世紀後期までの「音による森羅万象の描写」を味わえる一枚ですね。
ラヴェルの「鏡」は私も大好きな曲集で、いろんなピアニストの演奏版を聴いていますが、児玉さんの演奏も知的かつ繊細クリアーな演奏でとても素敵。また、児玉さんは、メシアンのスペシャリストでもあり、ラストの大曲「ニワムシクイ」、そして「メシアン」の気配を感じる武満徹の演奏も見事です!
メシアンのみの盤だと、特有の難解さも相俟って、私的にはBGMとして流し聴きするにはちょい重なのですが、そこを「鏡」の「悲しい鳥」「洋上の小舟」を伏線にしての武満徹の滴り落ちる雨の様相〜メシアンによる鳥の生態描写に至るという粋な選曲を組むことで、アルバムとしての面白さも獲得しています。
そして!ECM NEW SERIES からのリリースだけに、ジャケのアートワークもとてもお洒落ですね。^^
加藤泉 「LIKE A ROLLING SNOWBALL」展の話に戻ります。

群馬県のハラミュージアムアークでの展示は、建築家 磯崎新さんによる現代建築の空間での展示で、空間も含め「コンテンポラリー」を感じさせるものでした。

一方、昭和の洋館に合わせて展示されている品川会場は、よりサイトスペシフィックといいましょうか。作品と建築空間との「組み合わせの妙」があり、これまたとても独特の展示空間になっていて、とても興味深く刺激的でした。

幼児?原人?宇宙人?とも取れるような不思議でプリミティブな表現の人型モチーフの作品群が、絵画・木彫・巨大な布製作品・ソフビ製作品に至るまで、様々な表現手法を用いて展開されています。

年紀を感じさせる巨木が茂るお庭も、東京の都心部とは思えないとても静かな空間で、心が洗われます。この日はちょうどお天気もよく、窓から差し込む午前の陽光と洋館の空間、そして加藤さんの作品とのマッチングが絶妙でした。^^

奈良美智さんの常設作品なども含めひと通り鑑賞し、中庭に面したCafe d’art でお昼をいただきました。「ホタテの小柱とチコリのサフランリゾット」とコーヒーを。カフェ内は撮影禁止なので、残念ながら写真はありませんが、明るいサンルームでいただく、サフランの黄色が目にも鮮やかなリゾットは小柱の味覚とチコリのシャキッとした食感も相俟って格別!  とても静かで心地よく過ごせ、極上なひとときでした。

ちなみに、今回はあまり空腹でなかったのでライトな単品メニューにしたのですが、コースメニューもとても美味しそうでした ^^

さらにちなみに、2020 年末で品川の「原美術館」は閉館し、 2021 年から は「ハラ ミュージアム アーク」を「原美術館 ARC(アーク)」と改名し、1館で運営されるそうです。品川館は、残すところあと一年と少し。来年の展示も見に行きたいと思います。

次回はCafe d’artのランチコースいただこうっと♪ ^^

「人生は転がる雪球のようだ。(中略)

雪の下の土も葉っぱやゴミ、すべてをひっくるめて回転していく。(中略)

僕は今後もアーティストとして生きていく。

すべてをひっくるめて回転していくのだ。」

加藤泉(画家・彫刻家 1969 – )

 

今日の一冊

 

IZUMI KATO  LIKE A ROLLING SNOWBALL  (青幻舎刊) 加藤泉(著)

本記事で紹介した加藤泉 「LIKE A ROLLING SNOWBALL」展の図録です。ハラミュージアムアークと原美術館で同時開催された2展の出品作、代表作から未発表作2019年最新作まで全214作品をミュージアムでの撮り下ろしフルカラー写真で収録しています。1990年代から現在まで、ほぼ四半世紀に及ぶ加藤さんの足跡を網羅した集大成。現在手に入る同氏の作品集の中では最高の一冊です。

 

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