
昨年末はいろいろとバタバタ忙しかったので、年末振り返り日記です ^^
2019年4月から私と乙庭副代表の松島ともども師範への道を歩み始めた、草月流生け花のレッスン記録です。^^
今回のレッスン日は、12月24日(火)。通常のお花のレッスンは19:00〜なのですが、以前から夜のクリスマス会食の予定が入ってしまっていたので、先生にこの回だけやむなくお休みしたい旨ご相談をしました。その日は、私の他にも夜に予定が入っている生徒さんが数名いらっしゃり、たまたま先生の昼間の大学講義がお休みとのことで、「では昼夜の2回に分けてレッスンをしましょうか」とうれしいご提案をしてくださり、お休みすることなく、昼間の時間帯にレッスンを受けられることになりました(習い始めて以来、皆勤賞 ^^)。
火曜日は乙庭も定休日なので、教室のある前橋街中でタイ料理のランチをいただき、午後のお教室へ。昼間のお花レッスンは、いつもの夜クラスと雰囲気が異なり、新鮮な気分でした。
↑は20191224のレッスンでの私の自由花3作です。
今回が2019年内最後のレッスンで、まさに「お正月」のイメージで3作生ける課題でした。先生がご用意してくださった花材と、前回のレッスンで使いまだ元気なマツやヤナギも併せて再活用し、素材たっぷり。年末らしい華やぎ感のある作品を生けることができました。^^
まず1作目は、与えられた花材を全て盛り込んだ大きな作品。オンシジウムの鮮やかな黄色とレプトスペルマムコッパーグローの赤黒葉を対比的に使って、オンシジウムの華やぎ感を際立たせています。
2作目は、小さな花器2つを使い素材を絞り込んで作った、少し緊張感のある作品。千両と金塗りの枝を共通項で合わせることで、作品としての一体感を演出しました。
3作目は、撚れた造形と、不思議な色合いが面白く、お気に入りのガラスの花器を使い、上に伸びるヤナギで高さを出し、オン シジウムを前面に垂らして、長い縦線の緊張感と迫力を出した作品。
お正月に向けてのめでたい気分もあってか、3作とも先生から好評価で100点いただきました。^^
ここで今日の音楽。この記事を書きながら聞いているBGMをば。
アレクサンドル・ギンジン(Alexander Ghindin)演奏によるラヴェルピアノ曲集です。^^ 「高雅にして感傷的なワルツ」や「ラ・ヴァルス」など、舞曲というよりは「舞踏会の情景」という感じ。はしゃぎすぎない、そこはかとなく華やいだ年末の気分にぴったりかなと思いました。
同レッスンでの、副代表 松島の作品がこちら↓ ^^
2作ともツヤのあるガラスの花器を使用しました。
1作目は黒いシックな器にたっぷりと花材を盛り込んだ作品。2作目は対照的に白い球形のモダンな器に生けました。この白い花器が以外と難物で、生けた花材がくるんと動いてしまってなかなか思った位置に止まらず、この器に生けるのはなにげにとても難しいんですね。
1作目、和風なお正月とはちょっと違う「洋風」な洒落た演出が高評価、2作目はこの難しい器を使いつつバランスよく生けられた点が評価され、2作100点をいただきました。
2019年は松島と師範過程に進んだ記念すべき年となりました^^。お花のクラスの生徒さんは、医師や放送作家、ブティック経営の方など、とても個性豊かなメンバーで、異業種の方との交流も新鮮で視野が広がりました。1年目最後のレッスンもなごやかな雰囲気で終えることができ、2020年に向けての大きな励みになりました。^^
「自分とつながっている部分を探しにいくのが、
教わるということです。」
(中谷彰宏 脳科学者、著作家、講演活動家 1959 – )
今日の一冊
成功する人は、教わり方が違う。(河出書房新社刊) 中谷彰宏(著)
私、ACID NATURE 乙庭 太田敦雄の著作本、
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