You are here
Home > Blog > [ Blog ] 2021 > 【web連載】 「ACID NATURE 乙庭Style vol.51 」秋から初冬まで変化を楽しめるオーナメンタルグラス (小・中型種編)

【web連載】 「ACID NATURE 乙庭Style vol.51 」秋から初冬まで変化を楽しめるオーナメンタルグラス (小・中型種編)

植物や庭から広がる心豊かな暮らしを提案するステキなweb情報サイト「gardenstory」にて月1~2本のペースで書かせていただいているACID NATURE 乙庭の連載記事、「ACID NATURE 乙庭Style」。
2018年7月の連載開始以来から、2020年11月でめでたく連載50回となりました! ^^

私のブログおサボり癖のせいで、連載記事の件にはあまり触れてこなかったのですが、書き溜めたコンテンツも随分充実してきたので、折々振り返りながら「ACID NATURE 乙庭Style」過去記事なども随時ご紹介していきたいと思います♬

今回は、昨年末に公開された、「ACID NATURE 乙庭Style vol.51 」

秋から初冬まで変化を楽しめるオーナメンタルグラス (小・中型種編)を取り上げてみますね  ^^

オランダの植栽家 ピート・アウドルフ氏による宿根草植栽に大々的にオーナメンタルグラスを組み合わせた幻想的な植栽デザインなどによって、急速に人気が高まっているオーナメンタルグラス類。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Atsuo Ota(@acidnature0220)がシェアした投稿

が、日本ではまだ詳しい資料が少なく、また、苗単体を見ても植栽での使い方をイメージしにくいという方も多いのではないでしょうか。また、雨の少ない欧米と降水量の多い日本では、グラス類の育ち方にも随分差が出ます。小苗で植えたグラスがもりもりと茂り過ぎて手に負えなくなった方もいると思います。

とはいえ、宿根草とオーナメンタルグラスを上手に組み合わせると、宿根草植栽に幾何学的なデザイン性や野的ナチュラルな雰囲気、日光や風や季節の移り変わりといった形の見えない現象を視覚化したりなど、植栽にさまざまな新しい観賞価値が生まれますよね。

本記事は、公開される12月の季節感に合わせ、秋〜初冬までの期間、穂や紅葉そして枯れ姿などを楽しめる中小型種を紹介しています。日本では2020年末時点ではまだあまり流通していない品種も積極的にピックアップしており、先駆的な記事になったのではないかなと思います。

みなさんのお庭づくりのヒントになれれば幸いです。 ^^

 

では、ここでちょっと息抜き。この記事を書きながらかけているBGMをご紹介 ^^

ウラディーミル・アシュケナージさん (Vladimir Ashkenazy)演奏 による、作曲家 アレクサンドル・スクリャービン(1872 – 1915)ピアノ作品集「焔に向かって(Vers La Flamme )」です。

 
【収録曲】

1.  練習曲 作品2の1 Andante (C sharp minor)

2. マズルカ 作品3から VI.Scherzando (C sharp minor)

3. マズルカ 作品3から VII.Con passione (E minor)

4. マズルカ 作品3から X.Sotto voce (E flat minor)

5. 練習曲 作品8から V.Briso (E major)

6. 練習曲 作品8から VII.Presto tenebroso,agitato (B flat minor)

7. 練習曲 作品8から X.Allegro (D flat major)

8. 練習曲 作品8から XI.Andante (B flat minor)

9. 練習曲 作品8から XII.Patetico (D sharp minor)

10. 4つの前奏曲 作品22 I.Andante (G sharp major)

11. 4つの前奏曲 作品22 II.Andante (C sharp minor)

12. 4つの前奏曲 作品22 III.Allegretto (B major)

13. 4つの前奏曲 作品22 IV.Andantino (B minor)

14. 8つの練習曲 作品42 I.Presto (D flat major)

15. 8つの練習曲 作品42 II.4分音符=112 (F sharp minor)

16. 8つの練習曲 作品42 III.Prestissimo (F sharp major)

17. 8つの練習曲 作品42 IV.Andante (F sharp major)

18. 8つの練習曲 作品42 V.Affannato (C sharp minor)

19. 8つの練習曲 作品42 VI.Esaltato (D flat major)

20. 8つの練習曲 作品42 VII.Agitato (F minor)

21. 8つの練習曲 作品42 VIII.Allegro (E flat major)

22. 3つの小品 作品45 第1曲:アルバムの綴り

23. 3つの小品 作品45 第2曲:おどけた詩曲

24. 3つの小品 作品45 第3曲:前奏曲

25. ワルツ風に 作品47

26. 3つの小品 作品52 第1曲:詩曲

27. 3つの小品 作品52 第2曲:謎

28. 3つの小品 作品52 第3曲:やつれの詩曲

29. 2つの小品 作品57 第1曲:あこがれ

30. 2つの小品 作品57 第2曲:舞い踊る愛撫

31. アルバムの一葉 作品58 Con delicatezza

32. 2つの詩曲 作品63 第1曲:仮面

33. 2つの詩曲 作品63 第2曲:不思議

34. 2つの詩曲 作品69 I.Allegretto.Tendre,delicat

35. 2つの詩曲 作品69 II.Allegretto.Aigu,capricieux

36. 2つの詩曲 作品71 第1曲:おどけて

37. 2つの詩曲 作品71 第2曲:空想して

38. 詩曲≪焔に向かって≫ 作品72 Allegro moderato

39. 5つの前奏曲 作品74 第1曲:苦しみ、悲痛な

40. 5つの前奏曲 作品74 第2曲:十分に遅く、瞑想的に

41. 5つの前奏曲 作品74 第3曲:劇的アレグロ

42. 5つの前奏曲 作品74 第4曲:ゆっくりした、漠然と、あいまいな

43. 5つの前奏曲 作品74 第5曲:高慢な、好戦的な

44. 前奏曲 作品3の1

本盤の第1曲めに収録されている「3つの小品op.2」から練習曲 op.2-1を昨年からピアノレッスンで手がけているのですが、私的には和音の弾き方の工夫も含めて譜読みがとても難航し、かつ常に他の本番で弾く曲と並行練習となっていたことから、期間ばかり長くかけた割りには一向にこの曲が仕上がっていかず、ズルズルと年をまたいでしまいました。こりゃマズいなと思い、年明けから本腰入れて強化練習しております(「遅ぇーよ」って感じですが ^^;)。

という訳で、今日は仕事をしつつ本盤を「聴く練習」としてかけており、今日の私にとってはほぼ「息抜き」というよりは、「緊張感」寄りでアレなのですが ^^; 、ともあれ、現在と比べてスクリャービンの認知度がとても低かった1980年代から積極的にスクリャービンの楽曲を録音してきた第一人者アシュケナージさんによる名演です。

ご高齢になってからの録音にもかかわらず、技術的な衰えを感じるどころか円熟みも深遠さも妖艶さも万全完璧の名盤です。

スクリャービンが15〜17才の頃に書かれたごく初期の作品「3つの小品 op.2-1 」から始まり、最晩年の作「5つの前奏曲 op.74」まで、万遍なく網羅されていて、スクリャービンの生涯作風変遷を一枚で味わえます。この選曲の副作用として、通して聴いていても次第に雰囲気が変わっていくので、飽かず楽しめますね。本気聴きでなくBGMとして流しておいても、とても大人っぽい雰囲気で、ジャズとはまた違ったお洒落さがあると思います。

 

ちなみに、私がレッスンで使用している楽譜は、伊達 純 ・岡田 敦子 両先生編による↑のスクリャービン全集 7 (世界音楽全集 春秋社版)です ^^

では、オーナメンタルグラスの話に戻ります。 ^^

本記事では、メジャー品種だけでなく、「マイナーだったり日本ではまだ手に入りにくい」品種でも「良いものは良い」という視点から、媚びずに紹介しています。

(写真:2016年撮影 ペニセタム  グリーンスパイクPennisetum alopecuroides ‘Green Spike’

私もかれこれ20年くらいオーナメンタルグラスを育てていますが、みんなが植えている流行の品種を植えるよりは、自分の審美眼でしっかりチョイスしたものを植える方が「自分らしい」植栽がつくれて後悔が少ないと思います。そして、現時点で流行ってということは、実は「終わり始めている」ということだとも思っているので、記事ではあえて「これから流行っていくであろう」「将来的に定番化していくであろう」品種を先取りで紹介しました。

↑写真は2009年頃、今の前の前に住んでいた自邸の庭の植栽です。当時日本では手に入らなかったパニカム デュイーブルー Panicum amarum ‘Dewey Blue’ や ペニセタム カーリーローズ Pennisetum orientale ‘Karley Rose’なども取り入れています。

時代に追従する人生よりも時代に先行する人生の方が楽しいですよね ^^

そんなこんなで、具体的な品種紹介はgardenstoryの記事にて、お楽しみくださいませ。

 

 

「植物は 私がつくった舞台にあげる役者のようなもの。自分は ただ舞台にあげるだけ。

あとは植物が演じていく。」
(ピート・アウドルフ Piet Oudolf 植栽家 1944 –)

今日の一冊

Planting: A New Perspective (英語 2013)

Piet Oudolf (著), Noel Kingsbury (著)

 

Similar Posts

コメントを残す