
2019年7月に乙庭新社屋に引っ越してきて、とはいえ、仕事の合間を見ながら屋内の彩色塗装と屋外の見本植栽をちまちま進めているので、新社屋の完成お披露目はまだ先になりそうが、いろんなことを毎日少しずつ進めているので、日々の細々した進化のことも書いています。 ^^
新居(=新社屋)生活では、ちょっとお値段の張る家具や家電については、毎月一点を目安に買い揃えています。前回11月はバルミューダのオーブンレンジ BALMUDA The Rangeのことを書きました。
今回は、2019年12月に買ったバランスボールチェアーについて。およそ1ヶ月使ってみて、いいお買い物だったなぁ、と思えたのでご紹介してみたいと思います。
私は長年ジム通いもしているので(一時期、数年サボっていたら激太りし、マズいと思い減量して戻しました ^^;)、どちらかといえば身体を鍛えるのは好きな方の人間だと思います。ですが、部屋のインテリアの景色として考えると、部屋に運動用具を置くのは好きではないんですね。家を出てジムに行く方が、強制的に仕事気分からOFFにできるし、黙々と瞑想的に水泳や筋トレに集中するのが好きなので、基本的に「部屋にトレーニング道具は持ち込まない派」です。
バランスボールも、ゴム製のが部屋にむき出しで置いてある様子は、インテリア的に好きではないので、トレーニング道具として購入検討したこともありませんでした。
今回はあくまでインテリア。新しいオフィスファニチャーとしてリサーチしていく中で、このバランスボールチェアに辿り着きました。
上写真のような箱入りで届き、組み立てていきます。
上写真が箱の内容物。右側の黒いのが床に接する台座。台座の円の中に置いてある箱の中にバランスボールと空気入れが入っています。それと右下の赤いカバー布と右上のトレーニングインストラクションDVDです(ウチにはDVDプレーヤーがないので見ませんでした ^^;)。
ポーランドの現代音楽の作曲家 ヘンリク・グレツキ(Henryk Górecki, 1933 – 2010)交響曲第3番 作品36 「悲歌のシンフォニー 」です。オーケストラとソプラノ独唱のための、祈りにも似たとても沈思的な雰囲気に満ちた協奏曲です。1990年代に、現代音楽としては異例のヒットとなった作品なのでご存知の方も多いかもしれませんね。
【収録曲】
3つの楽章はそれぞれ、第1楽章では15世紀に書かれた哀歌、第2楽章ではゲシュタポ収容所の独房の壁で発見された言葉、そして第3楽章ではポーランド民謡から歌詞が引用されています。
私ごとですが、ここ数日、親族内のゴタゴタがあり、悲しく・気分的に落ち込んでいました。猜疑心に駆られた人間というのは、身内の者に対してもかくも酷い言葉を吐くものかと。気持ちを休め、心の平穏を取り戻したいなと思いながら聴いています。
グレツキの第3番交響曲、久しぶりに聴いてみましたが、ざわざわと波だった感情が休まりました。使い古された言葉かもしれませんが、とても癒し鎮静効果の高い楽曲です。よかったらぜひ聴いてみてください。
では、バランスボールチェアの話に戻ります。
今回、オフィスに導入した「Jellyfish Chair」、まず、オフィスインテリアとしてもデザインが可愛いですし、マシントレーニングでは鍛えにくいインナーマッスルにも効くので、座り仕事からくる腰痛や肩こりにも良いなと思いました。
健康な身体作りと作業効率の向上の両面を満たせるオフィスファニチャー。あり方として、なかなかおもしろいでしょう! ^^
実際座った感じも、適度に弾力があり、ユラユラする重心を捉えるために自然に背筋が伸び、PC仕事に付き物の猫背矯正にも効果的と思います。

「絶えず変化を求める気持ちと不満こそが、
進歩するために最初に必要となるものである。」
(トーマス・エジソン Thomas Edison 発明家 1847 – 1931)
今日の一冊
リア王 (新潮文庫) ウィリアム シェイクスピア(著)
「本当に家族のことを親身になって考えてる人は誰?」という根源的な問いを突きつける、もはや説明不要のシェイクスピアの代表作のひとつです。
「根性の曲がった者には賢いことも善いことも曲がって見える。汚い者には汚いものしか口に合わない」。言いえて妙ですね。
私、ACID NATURE 乙庭 太田敦雄の著作本、
「刺激的・ガーデンプランツブック」(エフジー武蔵刊)、好評発売中でございます ^^
乙庭オンラインショップで著者サイン入り版を販売しております😀
サイン入りのバージョンは乙庭オンラインショップでしか手に入りませんよ^^ 送料がかかりますが、植物苗といっしょにご購入いただく場合、
⇒ 乙庭オンラインショップのページはこちら