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パエオニア ブラックビューティ Paeonia lactiflora ‘Black Beauty’

今回は、照りのあるダークバーガンディ色の芽吹き~展開時の挙動がとてもカッコ美しい パエオニア ブラックビューティ Paeonia lactiflora ‘Black Beauty’ を。(写真:20160402~20160403)

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シャクヤク (=パエオニア ラクティフローラ) の仲間は、春の山野草のようなパワフルな芽吹き~ニョキニョキと展開していく挙動が生き物チックで春先の庭の見モノとなります。花色が濃い一部の品種の芽吹きは銅葉のようになり、美しいです。本種 パエオニア ブラックビューティは、その中でも、展開するまでの全草の色みが特に濃厚で、照り感のあるダークバーガンディ色でとてもアウトローでカッコよく、乙庭定番のお気に入り品種です。シャクヤクの芽吹きや葉の美しさについて言及されることはあまりないので、ここに着目して植栽を楽しむのも一興ですね。

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この新葉の美しさに満足してしまって、ここ数年、花の写真を撮り忘れてしまっているほどです!葉が展開しきるとバーガンディみは薄れて葉色は緑色っぽく褪色しますが、本種は花色もダークな赤黒八重咲きで、葉色を楽しんだ後にまた異なったダークな楽しみが準備されています。

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ブラックビューティの背景には、これまた春の芽吹き色が特に美しい ソルバリア (=ホザキナナカマド) セム を合わせています。明るい黄みにほんのり赤が乗る葉色がとてもキレイです。ブラックビューティの葉色との対比もバッチリです。

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(写真右上から時計回りに)
雲龍カラタチ Poncirus trifoliata cv.
ソルバリア (=ホザキナナカマド) セム Sorbaria sorbifolia ‘Sem’
パエオニア ブラックビューティ Paeonia lactiflora ‘Black Beauty’

雲龍カラタチの凶暴な造形とブラックビューティのダークヒーロー的なカッコよさ。植栽も物語といっしょで、冴えた悪役キャラがいることで劇性が現れますよね。

人間を善悪で区分けするなど愚かなことだ。人間は魅力的か退屈かのどちらかである。 
オスカー・ワイルド (Oscar Wilde、1854- 1900)

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