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チューリップ ラ・ベルエポック Tulipa ‘La Belle Epoque’ 

毎年チューリップ開花の時期は、仕事に追われていて撮り時を逃してしまうのですが 、今年はガンバって撮りました ^^。今回は、アンティークタッチのアプリコット色の花がニュアンスたっぷりで美しい、チューリップ ラ・ベルエポック Tulipa ‘La Belle Epoque’ の開花~咲き終わりまでの変遷模様を。(写真:20160416~20160423

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チューリップ ラ・ベルエポック、開花の様子をずっと眺めてみて、咲き始め~最盛期の瑞々しさやエレガンスもよかったのですが、儚く褪色していく散り際の様子がなにげに一番気に入りました ^^; チューリップといえば春を謳歌する生の喜びに満ちた花の代表格ですが、そこを逆手にとってアンニュイで憂いのあるような植栽表現をするのも好きだったりします(根が暗いので ^^;)。

とはいえ、この散り際の鬱々とした頽廃色になるまでの華麗なる変遷もとてもキレイなので、ぜひご覧くださいませ。まず咲き始めの様子を2枚。

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ふっくらと丸みのある八重咲きの花容、アプリコット色とミルクティー色を混ぜたようなニュアンスたっぷりの花色も美しいですね。

20160424-ラ・ベルエポック7

見方によってはとても可憐エレガントで、ある意味、乙庭っぽくない雰囲気の花ともいえますね ^^; 陽光が似合う春の宿根草などと合わせたら、それもまた王道の美しさでしょう。

続きまして、開花中期の様子を数枚。

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開花が進むにつれ、花容もゆるやかになり、花色がこっくりと大人びた色調に褪色していきます。この頃になると灰黒紫色の花粉で花弁がちょっと汚れてきたりして、「きれいは汚い 汚いはきれい」的な深みを感じさせますね。

20160424-ラ・ベルエポック9

乙庭では今期はあえての王道ハズシで、チューリップと、アガベやマンガベなど硬質・多肉質なドライオーナメンタルプランツを違和感バッチリで合わせることにしました。チューリップの植え方については毎年いろいろ考えるのですが、植えっ放しでも翌年にはよい花が咲かないため一年草扱いの植物だし、観賞期間もGWくらいまでと短いので、植栽では「どの植物と生育環境が合うか」ということはあまり考えなくてもよいかな、という結論に行き着きました。そうなれば、イメージのギャップ大きく、とても合いそうにない素材(今期は硬質多肉系プランツ)と組み合わせることでその割り切り感を表現できるのではないかと。チューリップはとても華美かつ親しみやすい植物なので、どう植えてもそれなりにはキレイにおさまるのですが、それだけに軽薄な植栽にも陥りやすく、意外と奥深い素材なんですよね。品種選びや植え方を慎重に考え差別化を図ることで、グッと思慮深いシーンになります。

20160424-ラ・ベルエポック10

(写真右上より主だったものを時計回りに)
ユーフォルビア セギエリアーナ Euphorbia seguieriana
カレックス オシメンシス エバリロ Carex oshimensis ‘Everillo’
マンガベ エスプレッソ x Mangave ‘Espresso’
アガベ パリィ トルンカータ Agave parryi ssp. truncata
ロータス ブリムストーン Lotus hirsutus ‘Brimstone’
マンガベ マッチョモカ x Mangave ‘Macho Mocha’
ザンテデスキア ホワイトジャイアント Zantedeschia aethiopica ‘White Giant’
チューリップ ラ・ベルエポック Tulipa ‘La Belle Epoque’
ベスコルネリア セプテントリオナリス coll. #YD33-12  Beschorneria septentrionalis coll. #YD33-12
アガベ オバティフォリア Agave ovatifolia

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死ぬならば散るように、生きるならば枯れることなく。
モーハンダース・カラムチャンド・ガーンディー (Mohandas Karamchand Gandhi 1869 – 1948)

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