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ビルベルギア ヌタンス Billbergia nutans

今回は、乙庭で現在開花中!耐寒性があり、屋外庭植えで栽培可能な通好みのブロメリア、ビルベルギア ヌタンス Billbergia nutans をご紹介します。(写真:20160430~20160502撮影)
20160430 ビルベルギア ヌタンス3

トラデスカンティア スイートケイト Tradescantia ‘Sweet Kate’ の黄金葉を背景に、ビルベルギア ヌタンスのマジェンタピンクの花茎と苞が鮮やかですね。ビルベルギア属というと、細長い壺型のロゼットを形成し、装飾的な色・模様を呈する品種群が、レアな観葉植物として珍重され、イマとても人気のあるパイナップル科(ブロメリア科)の植物です。本種 ヌタンスも、他のビルベルギアと同じく、ブラジル南部を中心とする南米原産種です。が、観葉系の多くの種と異なり-5℃程度の耐寒性があり、こちら群馬県高崎市でも、やや葉先が傷みますが屋外越冬でき庭植えで栽培可能です。葉は広葉のグラスのような感じで、それほど観賞価値は高くありませんが、春に咲くこの装飾的で赴きのある花がとても魅力的で、気に入っています。

20160430 ビルベルギア ヌタンス6

花をアップで見てみましょう。黄緑色の花弁に紺紫色の覆輪が入るうなだれ花。とても芸の細かい、繊細で装飾的な花ですね。ビルベルギア ヌタンスはヨウラクツツアナナスという和名でも知られており、日本へは観賞用として昭和初期に渡来しました。近年の、空前のブロメリアブームの中でも、特に注目されることもなく、トレンディなファミリーに属しつつもノスタルジックな素材だったりします。「これがビルベルギアなの?」という意外さで話題のネタになりますね。半日陰の環境を好み山野草的な植物といっしょに育てられるので、植栽的にも独創的な異文化ミックスができて面白い素材と思います。

20160430 ビルベルギア ヌタンス5

(写真右上より主だったものを時計回りに)
アケル シラサワナム(=カエデ オオイタヤメイゲツ) ムーンライズ  Acer shirasawanum ‘Moonrise’
スタキウルス(=キブシ) ユンナネンシス 銀葉タイプ  Stachyurus yunnanensis
トラデスカンティア スイートケイト Tradescantia ‘Sweet Kate’
ビルベルギア ヌタンス Billbergia nutans
エピメディウム ピンクエルフ Epimedium ‘Pink Elf’
オスムンダ レガリス Osmunda regalis

 

僕の日本人の友人で、フランス人と結婚した人がいるんですが、彼らの子供は日本語もフランス語も話し、両方の国のメンタリティを理解します。そのように、混ざり合っているものほど強いんじゃないか、と思うんです。
熊谷登喜夫 (Tokio Kumagai 1947 – 1987)

 

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