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カンナ クレオパトラ Canna ‘Cleopatra’

今回は、葉に入る不規則なチョコレート色の模様や2色に咲き分ける花もとても風変わりなおもしろ魅惑品種カンナ クレオパトラ Canna ‘Cleopatra’ をご紹介します。(写真:すべて20160815撮影)

まず、不思議カッコいい不規則な葉模様から。

20160815-カンナ クレオパトラ1

カンナ クレオパトラは、緑葉に不規則なチョコレート色の模様が大胆に入ります。1枚として同じ模様の葉は出ず、葉全体が緑色・チョコレート色の1色になる場合もあり、性質的にはかなり不安定で揺らぎのある品種ですが、その「定まらない感じ」も本種の持ち味なのかなと思っています。

20160815-カンナ クレオパトラ2

ちなみに、本種はたまに、柄が入らずに真緑・真チョコレート色の芽が出てくることがあります。これを放置しておくと、1色芽が増えて全株が1色になってしまいやすいので、芽が小さいうちに根元から抜き取って模様の入った状態を維持します。面倒といってしまえばそれまでですが、一手間かけないといい状態を保てないのも、植物の側から園芸家が淘汰されているようで私的には好きなポイントです。葉が1枚出るごとに「チョコレート模様が薄い」などと一喜一憂して植物のせいにする人には向かない素材と思います。植物と人との相性もありますからね。自分の性格やライフスタイルに合う植物を育てることが、植物にも人間にもストレスが少なくてよいのではないでしょうか。

20160815-カンナ クレオパトラ5

そして、カンナ クレオパトラは、花も黄色×オレンジドットと赤オレンジ色の2色に不規則に咲き分けるのも魅惑ポイントです。どれひとつとして同じ花は咲かないので、まさに一期一会!

20160815-カンナ クレオパトラ6

上写真のように、くっきり2色に分かれるモノやほぼ赤オレンジのモノなどさまざまです。こんなに気まま奔放な品種、なかなかないですよね^^;
園芸っていうのは、結局のところ生き物と環境相手の趣味なので、多くの場面でこのように「思うようにはならない」ことだらけだと思うんですね。人生もまた然り。ことの成り行きを受容し、そこから新たな発見や楽しみを見出していける寛容さって、大事な気がしますね。

20160815-カンナ クレオパトラ4

(写真右上より、主だったものを時計回りに)
ブラヘア アルマタ Brahea armata
カンナ クレオパトラ Canna ‘Cleopatra’
ヒビスクス ミッドナイトマーベル Hibiscus ‘Midnight Marvel’
カレックス テスタセア Carex testacea
ユッカ フィラメントーサ カラーガード Yucca filamentosa ‘Color Guard’
ユッカ ロストラータ サファイアスカイズ Yucca rostrata ‘Sapphire Skies’
エキウム ファスツオスム Echium fastuosum
アスパラガス デンシフロルス マイヤーズ Asparagus densiflorus ‘Myers’
など

20160815-カンナ クレオパトラ7

 

他人が自分の思い通りにならないからといって腹を立てることはない。自分自身でさえ思い通りにならないのだから。
トマス・ア・ケンピス (Thomas à Kempis 1380 – 1471)

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