
え~、
今回は、乙庭店頭植栽から、
ビロ~ンと長く伸びる銅葉がヘン面白い
クリナム サングリア Crinum ‘Sangria’をご紹介 ^^
(写真:20151205、20151015、20151016撮影)
クリナム サングリア、↑写真左の銅葉プランツです^^
クリナム、つまりハマユウの仲間ですね。
非耐寒性種だと銅葉のいくつかあるクリナムにあって、
本種 サングリアは、とても珍しい耐寒性の品種です!
非耐寒性の銅葉品種 スプレンデンス
Crinum procerum ‘Splendens’ と
耐寒性のある原種 ブルビスペルマム
Crinum bulbispermum との
交配から作られた品種とのこと。^^
乙庭でも小苗から育てて2年程度でしょうか。
なかなか迫力ある感じの大きさになってきました♪
手前にある斑点模様葉の マンフレダ ジャガー
Manfreda guttata ‘Jaguar’ とともに、
毎年屋外で越冬しています。
これらトロピカルな見た目の植物が
屋外で冬を越してくれるのはうれしいですよね。^^
やはり冬越しのために屋内に取り込むのは
結構面倒ですから… ^^;
上の写真2枚は本日12月6日撮影。
12月に入ってさすがに寒くなってきているので
サングリアの葉も少し色みが褪せてきていますね。
以下数枚は、
まだ葉色が濃かった10月中頃に撮影した写真です。
クリナム サングリア は、
細長い葉がある程度上に伸びた後、
途中から葉がコッキンと折れて、葉先が下に垂れていく、
ちょっと変わった草姿が特徴的です。
乙庭では、サングリアの両親、
スプレンデンス と ブルビスペルマム の
どちらも栽培していますが、
このような姿の特徴はどちらにもなく、
サングリア独自のものです。
だらしない葉姿といってしまえばどれまでですが、
私的にはこの奇妙な姿が意外とツボだったりします ^^
はい、コッキンと折れてますね ^^
アガベやユッカは、かなり整ったロゼット形態に
なりますから、このようにちょっとくだけた姿の植物を
合わせると、植栽にリラックス感が加わりますよね♪
ダシリリオン ロンギッシマム の幹とも
よく合っています ^^
(写真右より主だったものを時計回りに)
アガベ アメリカーナ オパール Agave americana ‘Opal’
マンフレダ ジャガー Manfreda guttata ‘Jaguar’
クリナム サングリア Crinum ‘Sangria’
ダシリリオン ロンギッシマム Dasylirion longissimum