アロエ　マルロシィ　(＝鬼切丸)　（3号）　 [Aloe marlothii]

灰青みのぼってりとしたロゼット
葉面にも厳つい棘を擁した豪壮な姿が
とてもカッコよく、鬼切丸という名でも知られる、
たいへん魅惑的な南アフリカ原産のアロエです。

アロエ　マルロシーは、南アフリカ原産のアロエで、
日本では「鬼切丸」という名で、
比較的旧くから親しまれてきた種です。

葉縁だけでなく葉の面にも
ゴツゴツと隆起した棘が付き、
とても厳つい姿でカッコよく、
灰青みの葉色も相まって、人気が高いです。

しかし、近年では生産者が激減し、
実生からの小苗でも手に入りにくい状態に
なっており、急速にレア化が進んでいます。

幹立ちの個体はたいへん入手困難で高価ですが、
今回は、国内ナーサリーで実生から育成した
これから楽しんでお育ていただける
お手頃価格の小苗をご用意しました。

年数をかけてゆっくりと木立ちしていく原種です。
最終樹高は2m以上となり、
頂部のぼってりした豪壮ロゼットから
オレンジ色の穂花を咲かせる姿も見事です。

アフリカ原産の多肉植物ですので、
日照を好みます。
暗い場所で水を与えたりすると
徒長して姿が崩れやすいので注意が必要です。

屋内であれば極力明るい場所に置き、
水やりの頻度も少なめに管理すると
徒長せず、締まった樹形を維持することができます。

耐寒性は2℃程度なので、
日本では屋外越冬は難しく、
主にインテリアプランツ扱いですが、
春〜秋までは雨の当たらない屋外に出して、
風景として庭の植物たちと
合わせてみても楽しいです。

大型のアガベ、ユッカなどと合わせたら
それはもうド迫力のカッコよさでしょう！

冬季はほぼ休眠期となるのと、
湿った状態での低温が苦手な植物なので、
12月〜翌3月くらいまでは水やり回数を、
月に1〜2回程度と少なくして
乾燥ぎみに管理するとよいです。

棘のあるぼってり多肉質の葉、
露出した幹が作り出す造形美は
本当に彫刻的で、
庭、インテリアの風景を引き締め、
絶好のフォーカルポイントになります。

まさにオーナメンタルプランツの真骨頂！
アーティスティックなお部屋・お庭に
ぜひ取り入れたい植物ですよね。


※2024年10月31日　入荷しました。
3号ポットで育成されたロゼット径
7〜10cm程度の苗です。
ある程度仕上がった苗になるととても高価なため、
今回は、実生から2〜3年生の小苗を
お手頃価格でご用意しました。

写真2〜3枚目は前回入荷品の実生1年生
小苗を撮影したもので、
今回入荷品は写真3~4枚めの苗よりも
年数をかけて育てられた、より大きな苗です。
写真1枚目は生育後大株の参考画像です。

植物ですので、日々成長・変化をしていきます。
予めご了承ください。

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学　名：Aloe marlothii
科名等：ツルボラン科(ユリ科)　非耐寒性常緑樹（2℃以上）
花　期：冬
樹　高：2m程度
お届けの規格：3号ロングポット苗　１鉢