アネモネ ミストラル グレープ (5球入) [Anemone 'Mistral Grape']

アネモネ ミストラル グレープ (5球入) [Anemone 'Mistral Grape']

販売価格: 660(税込)

SOLD OUT

商品詳細

妖艶なダーク蕊と鮮やかな花色との
対比が美しく切り花としても人気があり、
冬〜春庭の装飾的な植栽で
多いに活躍する秋植え球根植物
アネモネの青紫み〜バーガンディみに
かけてのグラデーション花色が
とても美しい、たいへん魅惑的な
新品種です。

※本種はグレープという品種の中で
赤みの強い個体から青みの強い個体まで
花色に幅があります
(参考写真2枚め参照)

アネモネは、
近年では宿根草と自生的に混植して
ナチュラリスティックな植栽などにも
用いられるようになり、
庭植え用園芸植物としても
再評価されていますよね。

アネモネ自体は古くから
園芸店に多く流通している植物ですが、
妖艶さと鮮やかさを兼ね備えた
素敵な植物と乙庭でも評価しています。

鮮やかな発色の花色で切り花での
需要も高いアネモネ。
造花のような人工的な美しさを
感じさせますが、
実は人との関わりは古く、
ギリシャ・ローマ神話などにも
多く登場します。

アネモネは南ヨーロッパ〜地中海沿岸部
原産の植物で、今日一般的に流通している
アネモネ コロナリア種は
アネモネ ホルテンシス(A. hortensis)
アネモネ パボニナ(A pavonina)などの
原種の交雑により生まれたとされる
アネモネ フルゲンス(A.×fulgens)からの
さらなる交雑選抜種とされています。

そしてさらに、
19世紀後半のフランスで
今日一般的に多く流通している
美麗花の系統 デカンが作出されました。

ざっと品種の歴史を遡るだけでも
人と園芸の歴史の中で長い年月をかけて
育まれてきた植物ということが分かりますね。

日本の園芸においては
アネモネの鮮やかな発色は時代によって、
比較的流行り廃りがあり、
淡くロマンティックな花色が好まれた
1990年代後半〜2000年代前半の
イングリッシュガーデンブーム期には
比較的軽視されがちでした。

2010年代以降では、
夏に積極的に水やりをしない
ナチュラリスティックな宿根草植栽に
自生的に混植して春先の見どころに
するような利用のされ方もしていますし、
人工的な雰囲気をそのまま利用して
ビオラやチューリップなどと合わせて
冬から春にかけて植栽を色鮮やかに
演出するなど、
アネモネの利用のされ方も多様化が
進んでいます。

庭面積が小さい日本の都会の庭や
ベランダガーデンなどでは
ナチュラルな優しい色の花よりも
アネモネくらい強烈な色彩の花の方が
景色が締まって似合うので、
鮮やかなアネモネの花は利用価値が
高いでしょう。

本種、
ミストラル グレープは
青紫〜ボルドーみにかけての
美しいダーク中間色の花色と
蕊の妖艶な黒みダークカラーとの
カラーリングがたいへん美しい品種です。

乙庭的には、
アネモネ ミストラルは
ナチュラルな感じではなく
むしろ人工美を意識して派手めに
演出する方が好みです。

同じキンポウゲ科でバラのような
万重咲きになるラナンキュラスや、
シックな花色のチューリップなどと合わせると
華やかシックなフォーカルポイントになります。

アネモネの球根は固く乾燥し、
不定形で上下が分かりにくいです。

植え付ける際は球根の水平面が上、
尖った方を下にして植えます。
判断に迷うくらい不定形のモノは
横向きで植えれば概ね大丈夫です。

またアネモネの球根は
乾燥した硬い球根を直に植えると
急に水分を吸収して球根が腐り易いです。

地温が低くなる10月以降に、
球根を湿らせたキッチンペーパーに包んだり
軽く湿らせた清潔なバーミキュライトなどに
埋め、冷蔵庫内で2〜3日程度、
ゆっくり水分を含ませてから
植え付けると成功率が高まります。

本州地域では地温が十分に下がった
11月頃に植えるとより安全です。

_________________________
学 名:Anemone 'Mistral Grape'
科名等:キンポウゲ科 耐寒性球根
花 期:春
草 丈:30cm程度
お届けの規格:5球入袋


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